ヒコログ 学科 ─ ドローン学科の一次資料ベース対策
ドローン二等 学科「夜間飛行」の灯火・要件・特定飛行の論点整理
夜間飛行の失点は「必須装備が灯火だと分かっていても、なぜ灯火なのか・どんな例外があるかで詰まる」ところに集中します。この記事では、姿勢・方向を視認できる灯火という要件、照明で十分照らされる場合の除外、ビジョンセンサーの夜間非対応、そして夜間が特定飛行のどの区分に入るかを、検証済み設問の解説を根拠に整理します。
まず覚える数字・要点
- 必須装備 … 機体の姿勢・方向が正確に視認できる灯火(教則§4.2)
- 灯火の識別方向 … 前後・上下を識別できるライト(o018)
- 灯火の除外条件 … 飛行範囲が照明等で十分照らされている場合はこの限りでない(s041)
- ビジョンセンサー … 夜間非対応の場合、衝突回避・姿勢安定などの安全機能が使えない可能性(§4.2)
- 夜間の飛行区分 … 立入管理措置を講じればカテゴリーⅡBに分類(ⅡAではない)
- 係留の特例基準 … 30m以下の紐で係留+紐の範囲内に第三者を立ち入らせない措置
- 係留で緩和される範囲 … 人口集中地区上空・夜間・目視外等の規制の一部(全免除ではない)
出やすいひっかけパターン
- 姿勢・方向を視認できる灯火 ↔ 地上を照射するサーチライト
- 夜間は特別装備が必要 ↔ 昼間と同じ装備でよい
- 飛行範囲が照明で十分照らされる場合は灯火の限りでない ↔ 例外なく常に灯火が必要
- ビジョンセンサーは夜間非対応だと安全機能が使えない可能性 ↔ 夜間は感度が上がり昼より安全
- 夜間は立入管理措置でカテゴリーⅡB ↔ 夜間はカテゴリーⅡA
- 係留は30m以下+立入防止で規制の一部が緩和 ↔ 50m以下で全規制が免除
必修ポイント
- 夜間飛行の必須装備は「機体の姿勢及び方向が正確に視認できる灯火」。前後・上下を識別できるライトで、暗所での機体識別と衝突回避が目的。
- ただし飛行範囲が照明等で十分照らされている場合は、灯火装備の限りでない、という例外がある点まで覚える。
- 地上を照らすサーチライトや赤外線カメラ・熱探知センサーは必須装備ではない。要求されるのはあくまで姿勢・方向を視認する灯火。
- 機体のビジョンセンサーが夜間に対応していないと、衝突回避・姿勢安定などの安全機能が使えない可能性がある。
- 夜間飛行は特定飛行のひとつで、立入管理措置を講じればカテゴリーⅡBに分類される。25kg以上や空港周辺・高度150m以上等の高リスク側のⅡAとは区別する。
- 30m以下の紐で係留し紐の範囲内に第三者を立ち入らせない措置をとれば、人口集中地区上空・夜間・目視外等の規制の一部が緩和される(全免除ではない)。
対策の指針
まず「夜間飛行=姿勢・方向を視認できる灯火」という中心の要件を、前後・上下を識別するという目的とセットで固定します。次に、飛行範囲が照明で十分照らされる場合は限りでない、という除外条件を必ず一緒に覚え、「例外なし」の肢を切れるようにしておきます。灯火の代わりにサーチライトや赤外線カメラを持ち出す肢、昼間と同じでよいとする肢は典型的なすり替えなので、要件の言い換えとして見抜けるようにします。さらにビジョンセンサーの夜間非対応リスクと、夜間がカテゴリーⅡB(立入管理あり)に入るという区分を押さえ、係留特例の数値(30m以下)と「一部緩和であって全免除ではない」点まで確認すれば、この単元の頻出論点を一通り押さえられます。
例題を解いてみる
次の一歩
10問無料診断で弱点を測る
全問演習を立ち読みする(20問無料)
夜間飛行を本番CBT形式で10問体験(無料)
Web版を購入する(note・¥1,200/Android・PC対応)
二等アプリで対策する(App Store)
関連ページ