飛行日誌 ─ ヒコログ
飛行日誌の「1フライト」は
どこからどこまでか
様式1を書き始めて最初に止まるのがここです。離陸から着陸までを1フライトとして数えるのが基本ですが、同じ現場でバッテリーを替えながら5回離着陸したときに5行書くのか1行にまとめるのかで、毎回迷うことになります。
基本は離陸から着陸まで
飛行記録に書くのは、いつ・どこで・誰が・どれくらい飛ばしたかです。離陸から着陸までを1つの飛行として数えると、飛行時間も経路も素直に書けます。まずこれを基準にしてください。
迷うのは、連続した離着陸をどうするか
点検業務や撮影で、同じ場所からバッテリーを替えて何度も上げ下げする場合です。判断の軸は1つだけで、後からその日の飛行の実態を追えるかです。
| 状況 | 分けたほうがよい | まとめてよい |
|---|---|---|
| 飛行場所が変わった | ◯(場所が違えば別の飛行) | ― |
| 操縦者が交代した | ◯(誰が飛ばしたかが記録の要) | ― |
| 飛行の目的・態様が変わった | ◯(目視内→目視外など) | ― |
| 同一場所・同一操縦者でバッテリー交換のみ | ― | △(一貫した基準を決めておく) |
大事なのは「どちらが正しいか」より基準を毎回変えないことです。ある日は1行、別の日は5行という書き方になると、飛行時間の合計も点検の対応関係も追えなくなります。
機体のログから起こすと、ここで悩まなくなる
DJI機なら送信機にフライトログが残っており、離陸時刻・着陸時刻・飛行時間が記録されています。ログから日誌の下書きを作れば、離着陸の単位がそのまま1フライトになるので、数え方で迷う場面が消えます。手書きで思い出しながら書くより、実態にも近くなります。
取り込みの手順はトップページの「ログはどう移す?」にまとめています。
飛行時間の書き方
分単位で書くのが一般的です。手書きだと「だいたい15分」と丸めがちですが、ログから入れれば実際の離着陸時刻が入ります。飛行時間は機体の整備判断(様式3)にもつながるので、丸めすぎないほうが後で役に立ちます。
よくある質問
飛行日誌の「1フライト」はどこからどこまでですか?
離陸から着陸までを1フライトとして数えるのが基本です。同じ現場で連続して離着陸を繰り返す場合に1行にまとめるかは、記録として飛行の実態が追えるかどうかで判断します。
バッテリー交換のたびに1行書く必要がありますか?
離陸から着陸までを1フライトと考えると、バッテリー交換で着陸していれば区切りになります。ただし記録の目的は飛行の実態を後から追えるようにすることなので、極端に細切れになる場合は運用として一貫した基準を決めておくほうが実用的です。
飛行時間はどこまで正確に書けばよいですか?
分単位で書くのが一般的です。機体のログを取り込めば離着陸時刻がそのまま入るため、手書きより実態に近い記録になります。
関連ページ
出典・根拠: 国土交通省「無人航空機の飛行日誌の取扱要領」(令和4年12月1日制定・国空無機第236963号)および航空法。制度・運用は変わることがあるため、最新は国土交通省の案内で確認してください。ヒコログは開発者個人が運営する非公式のサービスで、国土交通省その他の行政機関、および機体メーカー各社とは関係ありません。